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2010年9月 2日 (木)

手続きな日々

そろそろ、新留学生たちが寮生活を始めたころでしょうか。

手探りの生活に、いろいろ不慣れな人も多いかと思います。

私も、行った当初は得体の知れない不安な日々を送っていました…。

そういう時は、自分の一番弱い部分が露呈するものですね。

正直、黒歴史の山です。

さて、第4回は、そんな不安を与える最初の壁、「手続き」を追っていきます。

 * * *

既に寮に入る時に、第一の関門「入寮手続き」が終わっている方も多いかと思います。

次にあるのは、留学事務への「報名」です。

これは、到着した次の日(当日は前のブログでも書きましたが、拒否られること多し)に、

日本でもらってきた「録取通知票」を持って、そこに書いてある担当者を訪ねることで

できます。私の場合、新楼5階の国際教育学院・T老師でした。

今後もこの老師に世話になることが多いので、顔を覚えておくのがよいでしょう。

(ただし、人によっては、初回以降は院担当などの別の老師に回されることもあります)

最初は、確か今後の手続き日程と、学生証、公安局に持っていく書類、

あと支度金の交付だったように記憶してます。

学生証のために写真が必要ですが、思ったより簡単なのに拍子抜けするかも。

奨学金の受給はだいたい9月末からなのですが、その前に支度のための一時金を

もらえるのはうれしいものです。

公安局に、その書類と、健康診断の結果、パスポートを持って行き、1週間預ければ、

400元と引き換えにビザを「居留証」というものに書き換えてくれます。

この居留証、すごく便利(期間中、出国してもビザの書き換えがいらなくなる)なのですが、

最初のうちはパスポートを使う機会が多いので、手続きがだいたい終わってひと段落

してから行くのがよいと思います。

また、この健康診断の結果がくせもので、私の場合、なぜか

(本当になぜか←スイス人の同寮が私たちより揃ってない書類であっさりクリアしたのに)

「規格にあわない」と言われて、市の保健センターで再検査する羽目になりました…。

…閑話休題。以上が、最初の手続きとそれに関わるものです。

次の手続きは、院生以上にある、専門の事務室による手続きです。

これが、最初に事務室の老師の名前と電話番号を渡されて、

「○×日までに手続きしてこい」という、極めてアバウトな感じです。

…新留学生にとっての壁、「電話」です。

どきどきしながらかけ、何度も繰り返し聞いて、場所と時間を確認。

で、同じく緊張しながらその事務室に行き、

老師に面会すると、「あなたの指導教官、○×△だよね?」と確認をうけ、

了解すると、「じゃあ、アポとって今後の授業などを相談しなさい」と、

名前と電話番号をもらい、終了です。

…すごいタイシタコトナイ感に身をさいなまれるのはなぜでしょう?(笑)

もしかしたら、ここで一応署名などをもらったような気もしますが、

いずれにしても、苦労する割にはさっくり終了してしまいます。

ただ、実はこの専門事務室の老師には、今後もそこそこ世話になる可能性があるので、

ちゃんと名前と部屋の場所は覚えておいたほうがよいと思います。

(私の場合、隣の校区の図書館の2階という、極めて分かりづらい場所でした…)

なお、指導教官については、向こうの「意向」で全てが決まるので、

もしかしたら全然違う専門の人に配属されるかもしれません。

私はこの時、連絡を取っていた先生とは違う人に配属されていたので、

つたない中国語で違うことを説明し、変えてもらいました。

後から思うに、この時以降、それを主張するタイミングはなかったので、

意外にも重要な手続きなのかもしれません。

この後、晴れて指導教官に面会するのですが、それはまた別の機会に

お話しましょう。

以上が、専門に関する手続きです。

そして、第三の手続きとして、漢語班に入る手続き、というのがあります。

ただし、これは大学によって、入らせてくれたり、だめだったりと差があります。

私の行っていた大学の場合、あっさり入れて、しかもちゃんと手続きがありました。

「入りたいやつは、○×日のクラス分けテストを受けろ」と言われ、

○×日に行列に並んでテストを受けます。

午前面接、午後筆記なのですが、

午前の面接では院生ということもあり、ほめ殺しを受けました

(いやー、あなたならきっと6班←上級でしょう、みたいな)。

それを固辞して、「中級に推薦」という紙をもらい、

午後に筆記を受けるのですが…正直、全然だめでした

(後から知ったのは、このテスト、漢語班の中間・期末の問題を使っていたようです)。

私の場合、もっと固辞して、初級から始めてもよかったかもしれません。

ただ、筆記は「だめでもその推薦級の低い方から開始」という原則があるので、

数日後の発表で、私は4班に配属されることになりました

(それはそれで、仲良しもできたりして、この班でよかったのですが)。

さらに2日後、教科書購入というのがあり、そこで教科書と時間割をもらって

(初回は無料でしたが、二回目からは教科書代をとられました)

漢語班に参加する準備が整ったわけです。

以上が、漢語班参加の手続きでした。

…こんな感じで、主要な手続きが終了していきます。

最後に、ちょっと蛇足ですが、早いうちに必要な「インターネットの手続き」を

書かせていただきます。

私の周囲の場合、ネットは2種類あり、ひとつは中国電信に行って直接契約するもの、

もうひとつは学内ネットを契約するものでした。

前者の場合、楼の目の前にある中国電信に

(私の場合、それを知らず、メンバーで武林門の本店にまで出かけ、同寮のNさんやら

Yさんやらにおんぶだっこ状態で、なんとか契約にこぎつけた記憶があります…)

自室の電話番号(電話機に書いてあります)とパスポート、学生証?と

まとまったお金を持っていけば契約でき、あとで服務員がやってきて開通させてくれます。

私の場合、1年1Mpsで1000元でした(なお、2年契約だと、おまけがついたようです)。

ただし、あくまで1Mは目安(同じ寮や周囲の使用量に影響される)なので、

時間帯によってはすごく遅い、というのもありました…。

なお、2Mにするには、100元上乗せが必要ですが、やってみたらかなり快適でした。

学内ネットの場合、寮の1階にいる技術担当の老師に言えば、1日後さっくり開通

させてくれます。こちらは1カ月50元でした。

この両者の差異は、「学内は大学の学術ソースを使える代わりに、サイトの閲覧制限が

大きくなる」ことに集約されます。また、前述の「2M…」のような速度増加は学内には

ありません。まあ、日常程度(メールとかニュースとか)なら、どちらでも差はあまりない

ですし、「どちらかしかいない」というのが一番不利なので、友達と相談して

役割分担するのが一番よさそうに思えます。

以上が、インターネットの手続きでした。

 * * *

いろいろ試行錯誤の日々かと思いますが、その錯誤の中で

だんだんと「この国の手続きのくせ」を覚えて行くことになります。

これに慣れれば、かなりスムーズに生活できるのではないでしょうか。

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コメント

すごい!
よく覚えてますねー(゚0゚) 確かにそんな感じだったと思い出しました。
うちの宿舎は、新入生は昨年と全く違う国籍の留学生だらけで、にぎやかです^^ 日本人は新しい人一人だけ
日本の大学の学生課なら、学生はこんなに往復することはないですよね。 中国って手続きで何往復もさせられて、初心者は心細くなるでしょうね~


> しんふい さま

ありがとうございます。こまぎれの記憶なので、微妙に間違ってるかもしれません。
でも、あの日の空気ははっきり思い出すのですよね。
老楼もずいぶんかわったですかね…。遊びに行く日が楽しみです。
日本の学生課との違いは、ずばり「直接面会を重視すること」ですかね。
初心者にきついです、ほんとうに。ただ、慣れてくると、事務のおばちゃんや偉そうなおばちゃんと
仲良くなれるから、少しは得があるのかもしれません。

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